診療科案内
産科
当院でのお産では、自然分娩、計画分娩、無痛分娩などから希望される分娩の方法をご相談の上お選びいただけます。
緊急時には帝王切開などの必要な医療介入を迅速に行います。
自然分娩
陣痛を待ち、自然な進行でお産をする従来の方法です。
陣痛が来た際、破水した際などにご入院頂き、自然にお産を進めていきます。初めての方では1日程度でお産になります。
LDRでの分娩にも対応しています。
無痛分娩
硬膜外麻酔によって陣痛の痛みをとってお産をします。無痛分娩は予約制となっております。
【入院のタイミングについて】
初産の方:予定日を超えるまでは陣痛の発来を待ちます。予定日を超えて陣痛がこない場合は計画的に入院タイミングを決定します(約1週間~数日程度前)
経産婦の方:前回の分娩週数や進行具合を加味して入院日を決定します(約1週間~数日程度前)
ご希望の方はご来院のうえ、担当医とお話いいただき、無痛分娩のご予約をお願いいたします。
背骨のご病気などがあるかたは、無痛分娩が出来ないことがございます。
帝王切開をされている方、子宮の手術をされている方は出来ません。
詳しくはこちらのページをご覧ください
帝王切開
帝王切開の既往のある方、経膣分娩が適応にならない方、あるいは緊急時に迅速に胎児を娩出する方法です。
前回帝王切開でのご出産、骨盤位、子宮筋腫の手術後などのかたは帝王切開を予定させていただきます。
タイミングはおおむね38-40週ぐらいとなります。手術の当日にご入院いただきます。入院は6泊7日(月曜日に入院し手術をしますと日曜日に退院)となります。
ワクチンなど
●RSウィルスワクチン
妊娠中のお母さんに接種するワクチンで、生まれた直後の赤ちゃんへのRSウィルス感染症に対する予防効果が期待されています。
接種をご希望の方には28週の妊婦健診時に申込書にご記入いただき、30週の妊婦健診時に実施いたします。
金額:35,200円(税込)
ワクチンの詳細についてはこちらをご覧ください。
https://nakao-kids.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/news_240604.pdf
●百日咳のワクチンについて
生後早期の乳児が百日咳にかかると、重症化し、時に致命的になる事があります
そのため、妊婦や乳児を囲む家族も百日咳の免疫をつけておくのがよいとされています
当院では百日咳の免疫をつける3種混合ワクチン(DPTワクチン)の接種が可能です
ご希望の方は25週ぐらいになりましたら担当医師にお声がけください (自費5,000円 税別)27-32週に接種をしています
<百日咳について>
その名の通り、夜間に多く咳が長く続く呼吸器疾患で、息を吸うときにヒューという音がしたりします。
新生児から3回ワクチンを打つことで幼児期の感染は予防できますが、7歳ぐらいになりますと抗体が減り再感染します。
大人は咳が長い風邪ですが、1歳になるまでの赤ちゃん、特にワクチンを接種していない3ヶ月未満の赤ちゃんが感染すると、重症化し致命的になる事があります。
そのため、小児科学会では小学校就学前の1年間と11-12歳での3種混合ワクチンの追加接種(任意接種)を推奨しています



















